エリンギプールにおぼれる

平野紫耀とかいう器用貧乏と松村北斗とかいうフェロモンお化け。時々超特急

私が平野紫耀担当を今日付で降りた訳。

 

 

どうも、平野紫耀から松村北斗へ担当降りたてホヤホヤのへぶしです。本当は前回の記事に引き続き中島健人くんを褒めちぎりたかったのですが、降りたタイミングで鮮明な今の気持ちを書き記しておこうと思いましたので、1度据え置きます。あと、今日は私にとって大切な人の誕生日*1でもあったのでね。まあ、軽くですが絡めつつ書いていきます。

ちょっと今回の記事は前回とは打って変わって負のオーラで溢れているかもしれない。自分は盲目ヲタではないと思っていたのですが、どうしたものか…。今、失恋にも似た気持ちなのです。ごめんなさい。

 

 

私、担当って呼び方どうも苦手で使って来なかったのですが、平野紫耀に心奪われてから「この子は私の中で“担当”以外に考えられない存在だな」と思い、人生で初めて1推しジャニドルを“担当”と呼ぶデビューをしました。

なぜ担当呼びが苦手だったかと言いますと、私実はジャニドルを推す傍らハロプロアイドルを推していまして。いやむしろ、2010年から2014年までの4年間、主に推して来たのはジャニドルよりハロドルでした。もちろん、比率は違えど兼ヲタではあったのですがね。

担当って「この子だけは特別に推している!」または、「この子に恋している!」という意味だと私は勝手に解釈していたので、私にはそこまでのジャニドルに対する熱量はなかったし、…担当と呼ぶのはどこか烏滸がましいというか、それはちょっとちげーなって思っていました。

 

そんな私が担当という言葉を使ってまで推したくなった平野紫耀に出会ったのは、2014年に放送されたドラマ「SHARK」でした。正確に言えば平野紫耀くんという存在は名前と顔ぐらいなんとなく知っていたのですが、特に顔も好みのタイプではないですし、当時の私には年下ジャニドルに熱を注ぐという考えそのものが無かったので、チラ見してスルーする程度の存在でした。

 

これはドラママジックだったのか、SHARKの主人公倉田瑞希くんは平野紫耀くんの実年齢よりもずっと大人に見えました。私は声量のある迫力たっぷりの歌声が好みなのですが、紫耀くんは声量があまり無く荒削りながらも表現力に満ち溢れていて、ハスキーボイスがセクシーで尚かつ哀愁を漂わせ、何より歌っている紫耀くん(瑞希くん?)は生き生きしていてとても楽しそうで、これからもっと良くなるのではないかと視聴者に思わせるような無限の可能性を秘めているような気がしてならなかったのです。*2それだけでなく、高い演技力にも魅せられ、倉田瑞希くんの持つ影と平野紫耀くんの持つ影が所々重なって見えることもあり、松村北斗くん目当てに見ていたつもりが、平野紫耀くんなのか倉田瑞希くんなのか、果たしてそのどちらもなのか、いつの間にか目が離せない存在になっていったのです。

 

SHARKの1話終了後すぐに動画サイトを巡り、朝まで「まいど!ジャーニィ~」やら「ザ少年倶楽部in関西」などの動画を見ました。スルーしていた私は本当に馬鹿でした。ハロプロアイドルに現を抜かして、そればかりか「どうせ関西の子を推したってテレビに出てくれないんじゃあ、応援のしようがないじゃない。」と勝手に思い込みろくに調べもせず関西Jr.を遠ざけていたおかげで、とんでもない逸材の魅力に気づくことも出来なかったなんて。

 

天然でちょっとおバカ、なのにSHOW TIMEで歌って踊ると、艶っぽい歌声と気持ちいいくらいのガシガシダンスを見せてくれる。そのギャップに皆さんもやられたんでしょう?私もその1人です。「なんなのこの子!絶対クる!今推さないでいつ推すの!今でしょ!」とここまで思わせるぐらい、私は平野紫耀くんの虜になっていきました。

 

 

こう言うと、現平野紫耀担当様に怒られてしまうかもしれませんが…、紫耀くんはSHARK出演以降の2014年はまだ少し勢いがあったものの、徐々に失速していったように私は思います。いや、正確な失速の原因は本人自身というよりも、事務所のお偉いさんたちによる“クラス替え”であったり、見当違い、または言葉足らずの助言だったのではないかと。

 

彼、平野紫耀くんとその絶対的シンメトリーである永瀬廉くんを取り巻く環境は、目まぐるしい程に変化していきました。まいジャニからKin Kan、なにわ皇子の表示がいつの間にか無くなり、Sexy Zoneのバック、秋のDREAM BOYSを皮切りに関東の高橋海人くんと東京で活動することが前にも増して多くなりました。関東関西を行き来し、まだ学生の身でありながら2人が抱えた疲労、苦労、そして苦悩は、私なんぞには計り知れないほど大きなものだったでしょう。紫耀くんに関してはそれに加え男性ホルモンが急激に増え、毛量、毛質、肌質、体つきまでもが変わり、それだけでなく量が多くごわごわした髪を誤魔化すために髪色まで変えて来ました。*3

 

紫耀くんは見た目の変化のみならず、ダンス省エネ化もひっそり話題になりましたよね。

きっかけは高橋海人くんと3人でやった「蒼い季節」なのではないかと他のブロガーさんだったりツイッターでの意見だったりを見て納得しました。これは私じゃない人がいくらでもネットに書いていることなので詳しい事はチョイ省略しますね。一応動画と感想ぐらいは載せておくので、後の事はすみませんググってください

 

 

あの時の私は、正直紫耀くんしか見えていなくて気づくことすら出来なかったのですが、紫耀くんは廉くんを置いていくようなガシガシバキバキのダンスをしていました。いやあ、たまらな…ゴホン。そういう話じゃなかったですね。すみません。

海人くんは幼少期からのダンス経験があるおかげかさらりと軽く踊って見せるので紫耀くんとならんでもそんなに見劣りしないのですが、廉くんはあんまりダンス得意そうじゃないなあとずっと感じていたのでね、こう2人並んでみると、ちょっと可哀想なぐらい差をつけられていて、というか見せつけられているような…紫耀くん、ちょっと周りが見えていないダンスに見えますね。紫耀担の私としてはこのちょっとピリついた緊張感は嫌いじゃないんですけど…「自担さえよければそれでいい!」なんて言えるほど私は紫耀くんオンリーラブではないのでね。はい。*4ていうか元担当になったんだった…。アカンでアカンで!こんなに早く舞い戻ってしまってはダメだ。

 

これは私の憶測というか妄想なのですが、この時紫耀くんが受けた注意を、紫耀くんは「お前“いつも”自己アピールばっかりすんなよ!下がれ!遠慮しろ!」と言われたと解釈してしまったのではないかと思っています。その注意を真に受けるのはダンスだけに限らず、自分のキャラだったり立ち振る舞いにまで影響してしまったのではないかと。我ながらさすがに都合良く考えすぎな気もしますがね。そう考えると、紫耀くんを買い被りすぎた、期待して損したといくらか思わずに済んで、少しではありますが気持ちが楽なのです。

 

だからと言って、いくら事務所からどんな残酷な仕打ちを受けようとも、それをどう解釈するかも、今後の活動に生かすも殺すも、彼自身の問題であるとは分かって居たのです。分かっては居たのですが、紫耀くんちょっとおバカだからうまく伝わってないんだろうとか、紫耀くんを初めて見たときの衝撃が忘れられなくて、いつか紫耀くんも前みたいに生き生きと芸能活動に取り組み、こっちをワクワクさせるぐらい邁進してくれるだろうと、事務所もそうしてくれるだろうと、その時が来るまで信じていたかったのです。いつか華々しいデビューを迎えて「この、真ん中でガシガシ踊ってるのが私がずっと推して来た紫耀くんだよ!」って友達に胸張って自慢したかった。

 

でもね、ごめん私もう無理!

私の中の紫耀くんは、2014年のブラホワで止まっています。もう私かれこれ1年半ぐらいかな?紫耀くんにワクワクしてない。紫耀くんに元気貰ってたのに、見ていて楽しくないどころか、最近はエネルギーを吸い取られて疲れている事に気づいた。なにきん至上主義ってわけじゃないけど、キンプリのミスマッチさは聴き心地の悪い不協和音を奏でていたし、愛を勘違いして芸を伸ばす事をおろそかにして今の自分の居る位置に胡座かいてる今の紫耀くんは、私はどうしても好きになれません。私が好きなのは2014年までの紫耀くんで、そこから先の紫耀くんはたまにいいかも、と思わせるだけで全然興奮しない。*5我慢してたんだから少しぐらい悪口書かせてくれ!いや勝手に我慢してただけだけどね!もうやめる!やめるようにするから!

そんなこんなで、だから私はもう降りる!私がもう一度寝返るぐらいせいぜい頑張ってくれ!

 

グループとしては断然Mr.KING推しだったので、ホントは元鞘(失礼)のほっくんよりカイちゃんに降りようと思ってた。だけど思ったよりれんれんの茶髪が明るかったのと「ジン(神宮寺勇太)みたいな髪型にしたい」発言が決め手で、私はKINGからも1度離れようと思います。*6このままKING推し続けてると私、しょうれんの事必要以上に悪く思ってまた余計なエネルギー使っちゃう気がするからさ。ごめんねカイちゃん。

 

試しに私、ツイッターの紹介文から平野紫耀の名前を消してみました。不思議なほど楽になって、こんな事言うのもなんですが、「あ、私やっと解放されたんだ。」って思いました。勝手に過信して、勝手に応援してただけだからおかしな話ですが。

いや、まあ正確には(平野紫耀推しは休止中)なんて最後に書いちゃってるから未練タラタラかもしれない。サーセン

 

 

最後に余談を。この記事はある方のブログを読んですぐ書いた記事なので、影響されまくってる自信と、もうどこからどこまでか分からないぐらい引用しまくってる自信があります。なんなら担降りを決めたのすらその方の影響です。私なんかよりよっぽど文章力があって、よっぽど沢山の人生経験や実績を持っている方で、1年ぐらいずっと読ませていただいてるブロガーさん。ブログにコメントすら書けない陰の陰を極めたファンですがね。大好きです。私のキャラとは違うし恥ずかしいから大声では言えないけどね。

 

つーか今自分で読み直してみたけど脚注多すぎるだろ!ホントすんません!

 

 

 

《追記 4/29》マッハで寝返りましたのお知らせ

 

 

*1:SHARKの主人公倉田瑞希くんです。

*2:実際にその後、紫耀くんは舞台で正しい発声と自在に操れるビブラートを身につけ、歌唱力はみるみる上がっていきました。

*3:ジグくんの「髪色明るくしたら印象軽くなるよ」ってアドバイスでそうしたんだよね

*4:とか言いながらこの動画に絶賛コメント書いてるの私だったりするんですがね…。

*5:あっ、でもSexy Zoneの「Hey you!」のバックについてた紫耀は恐ろしいぐらいはっちゃけてて久々に「あー、この紫耀好き!」って思ったよ。

*6:神宮寺勇太くん、悪い子じゃないのは分かってるんですけどずっと苦手な子なんです。